映画は映画だ

韓国映画「映画は映画だ」をBSで観ました。

たまたまチャンネルが合っただけで偶然観たものですが、どこかコミカルな映画を連想させるタイトルとは裏腹に、シリアスで一気に引き込まれるテンポのあるストーリーと、なによりヤクザ役の「ソ・ジソブ」という俳優の魅力で、久しぶりに、途中席を立つのがもどかしく思うほどおもしろく感じた映画でした。

孤独で残忍、冷酷なヤクザが、自堕落な映画スターとの偶然生まれた関係の中で静かな友情や優しさを育んでいくのですが、最終的には任侠の道、筋を通すことでしか自分を確立できないで終わるという物語で、見終わった後に幸せな気持ちになるような映画ではありません。

ただ「男の性(さが)」や宿命といった、深い人間性の部分で衝撃を受けることのできる映画ではあると思います。

調べてみると主人公は2人とも実際に韓国の人気スターであるそうです。
ヤクザ役の「ソ・ジソブ」のサイトを見ると、なにか普通のさわやかなエンターテナーに見えますが、この映画で見た彼の「目」には「はまり役」などの概念を超えた「陰」と「凶気」を感じます。きっと優秀な俳優なんでしょうね。

○「映画は映画だ」情報サイト




コメント